生態

数万尾がひとつの体のように泳ぐサバ。群れの秩序と回遊の道、海流と月の引力が生む生命のリズム。海と地球がつながる瞬間を描く第13話。

春に北上し、秋に南下するサバ。黒潮と共に生きる魚の季節をたどる。春サバの軽やかさ、秋サバの脂の旨み――海と人の暮らしのリズムを描く第12話。

沖縄や南西諸島に生きるグルクマ。熱帯の海に群れをなし、プランクトンを食べて生きる南のサバ。地域名・文化・多様な“サバ”の姿を紹介する第6話。

黒潮を泳ぐ南のサバ・ゴマサバ。背に胡麻のような斑点をもち、温かい海に生きる種。マサバとの違い、模様の意味、食文化を描く第5話。

サバは海の速さを象る魚。流線型の体、小離鰭、赤筋と白筋の構造――。長距離を泳ぎ続ける回遊魚の体に宿る、速さと持久の秘密を描く第3話。

海を渡るサバの群れは、光の帯のように動く。秩序と自由が共存する回遊の美学。群行動、生態、そして海のリズムを描く第2話。

青い海を渡るサバ。群れで泳ぎ、光をまとう魚。その旅路は海の恵みとして人の食卓へと続く――日本人に最も愛されてきた魚の姿を描く第1話。