🌱定義
霰（あられ）とは、積乱雲や寒気の中でできる小さな氷の粒が降る現象のこと。
直径が5mm未満の氷の粒を霰と呼び、
5mm以上になると雹（ひょう）になる。
冬や初春の寒い時期、雨や雪と混ざるように降ることが多い。
🌾もう少し深く
霰は、積乱雲や寒気に覆われた空で、
水滴が凍って小さな氷の粒になったもの。
雹と同じ仕組みで生まれるが、
上昇気流が弱いため大きくならず、小さな粒のまま落ちてくる。
- 氷あられ：透明または白い氷の粒
- 雪あられ：雪に氷の殻がついた白い粒
コロコロと音を立てて地面に当たり、
雨とも雪とも違う独特の軽さがある。
🌬使われ方
「霰」は自然以外ではあまり使われないが、
小さく散るものを比喩的に表すときに使われる。
- 霰のように降りかかる
- 霰状（細かく散った様子）
細かく、軽く、勢いよく散るイメージをもつ言葉。
💬観察のヒント
霰が降ると、地面に当たる音が軽く弾むように響く。
手に乗せるとすぐに溶けるが、表面はしっかり冷たい。
空の雲の変化と冷たい風を感じながら観察するとわかりやすい。
実際に記事内で使用した例：
（※今後、霰を扱う記事が増えたら追記します）
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