🌱定義
雹（ひょう）とは、積乱雲の内部でつくられ、氷の粒となって地上に降ってくる気象現象のこと。
直径5mm以上の氷が降ると雹と呼ばれ、それより小さいものは霰（あられ）となる。
春から夏にかけて、強い上昇気流が発生する時期に起こりやすい。
🌾もう少し深く
雹ができるのは、積乱雲の中で氷の粒が上下に繰り返し運ばれ続けるため。
上昇気流で持ち上げられ、下降気流で落ち、再び上昇し……
そのたびに表面に氷が付着し、粒が大きく成長する。
- 雹（ひょう）：直径5mm以上の氷の粒
- 霰（あられ）：5mm未満の小さな氷粒
大きい雹は農作物や建物に被害を与える場合があり、
地域によっては季節の注意喚起として扱われる。
🌬使われ方
「雹」という言葉は自然以外ではあまり使われないが、
勢いよく降りそそぐ様子などを比喩として表す場合がある。
- 質問の雹（たくさんの質問が一気にくる）
- 雹のような拍手
一度に強く降りかかるイメージを持つ表現として使われる。
💬観察のヒント
雲の底が暗くなり、風が急に変わり、
空気の重さが増したように感じるとき、雹の前触れであることがある。
地面に当たる音が強く、雨とは異なる鋭い響きがする。
実際に記事内で使用した例：
（※今後、雹を扱う記事が増えたら追記します）
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