森の道を歩くと、足もとで小さな音がする。
乾いた葉の上に落ちたどんぐりが、ころんと転がる。
風に押され、雨に濡れ、少しずつ土の中へ沈んでいく。
その動きを誰が見ているわけでもない。
けれど森の時間は、そうした小さな出来事の積み重ねでできている。
目立たぬ実のひとつひとつが、
次の季節の礎となっていくのだ。
冬の森は静かだ。
鳥の声も少なく、動物たちの姿も見えない。
けれどその下では、無数の命が息づいている。
落ちたどんぐりは殻の中で眠り、
雪が溶けるのを待っている。
春が来て、光が戻る。
凍っていた地面がゆるみ、
どんぐりの中の芽が、そっと殻を破る。
やがて小さな双葉が顔を出し、
風に揺れながら、空の青さを知る。
森は、落ちることで続いていく。
枝から離れ、土に触れ、やがて芽吹く。
その一連の流れに、始まりも終わりもない。
手のひらに残ったどんぐりをひとつ、静かに地面へ置く。
もう拾わなくていい。
森がその続きを知っているから。
📖 ドングリと森の動物たちTOPへ
📊 せいかつ生き物図鑑・生物分類体系
当サイトで扱う生き物・植物・菌類・プランクトンを、生物分類学に基づいて整理しています。
🐾 動物界(脊索動物)
脊索動物門
哺乳綱
- ネコ目(食肉目)
- アザラシ・イタチ・イヌ・キツネ・クマ・タヌキ・ネコ・ラッコ
- クジラ偶蹄目
- イノシシ・イルカ・ウシ・クジラ・シカ・シャチ・ヒツジ・ブタ・ヤギ
- 奇蹄目
- ウサギ目
- 齧歯目(げっしもく)
- 霊長目
- コウモリ目
鳥綱
- スズメ目
- チドリ目
- カワセミ目
- キジ目
- ペリカン目
- タカ目
- ツル目
- カモ目
- ハト目
- フクロウ目
🐟 水生生物・爬虫類・昆虫
条鰭綱(硬骨魚類)
- スズキ目
- ニシン目
- サケ目
- コイ目
- ナマズ目
- カレイ目
- ダツ目
- ウナギ目
軟骨魚綱
両生綱
爬虫綱
節足動物門
昆虫綱
- ハチ目
- コウチュウ目
- バッタ目
- トンボ目
- チョウ目
甲殻綱
軟体動物門
🌱 植物界・菌界・ミクロ
🌱 植物界
被子植物門
- マメ目
- バラ目
- ブナ目
- ツバキ目
- アカネ目
- タデ目
- ナス目
- ムクロジ目
- ウリ目
- イネ目
裸子植物門
🍄 菌界
🌊 藻類・プランクトン
コメント