絶滅危惧種

ウマシリーズ

🐎ウマ5:モウコノウマ(タヒ) ― 野生の遺された姿 ―

モウコノウマ(タヒ)はどんなウマ?家畜馬と異なる原始的な特徴、母系社会の群れ、過酷なステップでの暮らし、20世紀の野生絶滅からの復活の歴史までを丁寧に紹介。世界で唯一残る純粋な野生ウマの本質がわかる。
世界のNEWS

ジャワサイ移送後に死亡― 絶滅寸前の生き物を守る試みのむずかしさ(2025年11月)

世界で50〜75頭しか残らないジャワサイのオス個体が、保全のための移送直後に死亡。生息地の分散や遺伝的多様性の確保が急がれるなか、移送の難しさと保全の現実が浮かび上がります。
世界のNEWS

世界の取引と生き物たち ― ワシントン条約第20回締約国会議へ(2025年11月17日)

絶滅のおそれのある野生動植物を守る国際枠組み・ワシントン条約(CITES)の第20回会議がサマルカンドで開催。キリンやウナギ属など国際取引に関わる種の保全をめぐり、世界の判断が問われる。
シカシリーズ

🦌シカ7:ツシマジカ ― 島の境界に生きる影 ―

対馬の森に生きるツシマジカ。島の急峻な地形と限られた環境の中で、小さな群れをつくりながら生きる。国境の島に残された命の記憶を描く第7話。
ピックアップ特集

🐚 固有種という奇跡 ― 島で進化した命たち ―

島の孤立した環境が生み出す固有種たち。ガラパゴスから日本の島々まで、進化の過程と脆さを生態的視点で解説します。
世界のNEWS

🌏 世界14:水底の記憶 ― 最後のハコガメたち

揚子江ハコガメ。かつて東アジアの川に生きた淡水の巨亀は、今や世界でわずか2匹。百年を生きる命の静けさを通して、人と自然の時間を見つめ直す観察記。
地方のNEWS

🏞 地方8:水に残る記憶 ― 環境DNAが語る見えない生きものたち

川や池の水に残るDNAが、生きものの存在を教えてくれる。捕まえずに記録する観察技術「環境DNA」が変える、生態の見え方。
世界のNEWS

🌍 世界10:鱗の下にある命 ― センザンコウ、保護へ向けた提案

世界で最も密売される哺乳類・センザンコウ。米国が絶滅危惧種法での保護を提案。鱗の下にある命の記憶を見つめる観察記。
世界のNEWS

🌍 世界9:白い影 ― 回復の森に現れたイベリアオオヤマネコ

スペインで世界初の“白いイベリアオオヤマネコ”が確認された。アルビノではなく、回復した森の中で生まれた白変個体。絶滅危惧種が取り戻した多様性を追う観察記。
世界のNEWS

🌍 世界8:白い海の記憶 ― 北極アザラシが消えゆく氷の上で

IUCNが発表。北極の海氷に生きるアザラシ3種が絶滅危惧に指定。氷の消失と共に失われつつある、白い海の記憶を見つめる観察記。