文化

スズムシシリーズ

🦗鈴虫10:江戸の虫籠 ― 鳴く虫を飼う文化

江戸の町に響いた虫売りの声。鈴虫を「聴くために飼う」風流と、音のある暮らしを描く章。
クマシリーズ

🐻熊14:熊と物語 ― 絵と声に残る記憶

祈りが物語となり、熊は絵本や昔話の中で生き続けた。だが今、現実の熊が再び現れている。語りと現実をつなぐ橋の章
クマシリーズ

🐻熊13:熊送り ― 山と神をつなぐ祭り

アイヌの熊送り「イヨマンテ」。火と歌、祈りと涙。熊を神として見送り、山と人が再び結ばれる儀式を描く。
クマシリーズ

🐻熊12:祈りと贈りもの ― 人が熊を見上げるとき ―

熊を神として見つめてきた人々。アイヌの熊送り、本州の山の信仰。恐れと感謝のあいだにあった祈りを静かに描く。
クマシリーズ

🐻熊11:ツキノワグマ ― 闇に月をかかげるもの

本州の山に潜むツキノワグマ。月の輪の印、木々に残る爪跡、人との境を歩む静かな影。
サケシリーズ

🐟鮭15:言葉と鮭 ― 物語になる命 ―

鮭は食料であり、祈りであり、言葉だった。文学や民話、俳句の中に生き続ける鮭の姿を通して、命の記憶と文化の流れをたどる。
サケシリーズ

🐟鮭14:信仰と鮭 ― 還る命の祈り ―

川を遡る鮭は、古くから神の魚と呼ばれた。命が還る姿に祈りを見た人々の信仰と、水と魂の循環に息づく日本の心を描く。
サケシリーズ

🐟鮭13:人と鮭 ― 海を分かち合う文化 ―

鮭は食料であり、贈り物であり、季節を越える知恵だった。海と人のあいだに生まれた、生活と文化の記憶をたどる。日本人の暮らしを支えてきた鮭の物語。