茎とは? ― 自然の中での意味と使われ方

自然用語集

🌱定義

茎(くき)とは、から吸い上げた水分や養分を、や花へ運ぶ“通り道”となる部分のこと。
植物の体を支え、光を受ける位置へと葉を広げるための軸となる。

まっすぐ伸びる茎も、地面をはう茎も、
その植物らしい生き方を映している。


🌾もう少し深く

茎の内部には、水分を上へ運ぶ道管と、
葉でつくられた養分を運ぶ師管が走っている。

  • 直立茎:上へ伸びて光をとらえる
  • 匍匐茎(ほふくけい):地面をはい、広がって増える
  • 地下茎:地中で伸び、貯蔵や越冬に使う

太さ・節目・色を見ると、
その植物がどんな環境で育ってきたのか、
ある程度の特徴が見えてくる。


🌬使われ方

「茎」は自然以外ではあまり使われないが、
植物の構造を語るときの基本語として広く使われる。

  • 地上茎・地下茎
  • 茎が伸びる
  • 茎がしなやか(性質の比喩)

植物の“体の軸”を示す言葉として欠かせない。


💬使用例と観察

草むらで茎をそっと指でつまむと、
中が空洞のもの、しっかり詰まったものなど、
植物ごとの手ざわりの違いがわかる。


実際に記事内で使用した例:

🌱 立ち上がる草の芯 | 🍃 つる状に伸びる茎 | 🏷️ 用語集へ戻る

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