カタツムリの暮らしは、
派手に変わることはない。
だが、
気づかないうちに、
周囲の条件は少しずつ変わっている。
気温、雨の降り方、
土地の使われ方。
それらは、カタツムリの体よりも先に、
生き方を揺らしている。
🐌 目次
🌦️ 1. 変わり続ける環境
近年、
雨の降り方は不安定になり、
乾燥と豪雨が極端に入れ替わる。
カタツムリにとって、
湿度の安定は生存条件そのものだ。
短い好条件のあとに、
長い不利な期間が続けば、
活動や繁殖の機会は減る。
変化は急激ではない。
少しずつ、積み重なっていく。
🏙️ 2. 残る場所と消える場所
都市化や整地によって、
カタツムリが暮らせる場所は減っている。
だが、すべてが失われるわけではない。
庭の片隅、石の裏、
手を入れすぎない場所。
そうした小さな空間に、
カタツムリは残る。
生き残りは、
広さではなく、
条件の持続に左右される。
🔄 3. 適応と限界
カタツムリは、
止まることで多くをやり過ごしてきた。
だが、
止まっても回復しない条件が続けば、
その戦略は成り立たない。
適応には幅があるが、
無限ではない。
殻は万能ではない。
限界を含んだ防御だ。
🧭 4. 見続けるという関わり
カタツムリを守るために、
特別なことをする必要はない。
姿を見かけるか。
減っていないか。
同じ場所に、今年もいるか。
見続けることは、
介入よりも静かな関わりだ。
カタツムリは、
気づかれない変化を教えてくれる存在でもある。
🌙 詩的一行
カタツムリは、これからも、条件が続く場所で続いていく。
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