- 分類:鳥類/チドリ目/カモメ科(ウミネコ属 Larus)
- 学名:Larus crassirostris
- 和名:ウミネコ
- 英名:Black-tailed Gull
- 分布:日本列島沿岸、朝鮮半島、中国東部(日本では留鳥〜漂鳥)
- 体長:約44〜48cm 翼開長:約125〜130cm 体重:約0.4〜0.6kg
- 生息環境:海岸、岩礁、島嶼、港湾
- 食性:魚、小型甲殻類、残滓など
- 繁殖:島嶼や岩場で集団繁殖(2〜3卵)
- 特徴:黒い尾、黄色い嘴に赤黒の斑
- 観察ポイント:繁殖地での声と群れ、日本の港町
- 保全:LC(低懸念)
日本の海辺で聞こえる、
少し甲高く、遠くまで届く声。
その声の主は、多くの場合ウミネコだ。
鳴き声、姿、分布。
ウミネコは、日本の風景と強く結びついたカモメである。
外洋を旅するというより、
沿岸で暮らし続けることを選んだ種だ。
🕊️ 目次
🔊 1. 声で存在するカモメ
ウミネコの鳴き声は、非常によく通る。
人の耳に残りやすく、
風景の一部として記憶されやすい。
この声は、仲間の確認、警戒、
繁殖地での距離調整に使われる。
静かな鳥ではない。
だがそれは、集団で生きるための音だ。
🏝️ 2. 繁殖地と島の暮らし
ウミネコは、
島嶼や岩礁に大規模な繁殖地を作る。
巣は地面に作られ、
周囲との距離は比較的近い。
人が近づけば、
一斉に鳴き、空を覆う。
数による防御が特徴だ。
🌊 3. 日本沿岸への定着
ウミネコは、
長距離の渡りを行わない。
日本列島の沿岸環境が、
年間を通して利用可能だからだ。
そのため、
季節ごとの移動は限定的で、
土地に根づいた行動が多い。
🔍 4. 他のカモメとの違い
セグロカモメやオオセグロカモメと比べ、
ウミネコは一回り小さい。
- 尾:黒く、飛翔時に目立つ
- 嘴:黄色に赤黒の斑
サイズと色の違いは、
識別の大きな手がかりになる。
🌊 詩的一行
ウミネコは、声で、日本の海辺をつないできた。
🕊️→ 次の記事へ(カモメ13:ユリカモメ)
🕊️→ 前の記事へ(カモメ11:オオセグロカモメ)
🕊️→ カモメシリーズ一覧へ
コメント