コナラシリーズ

コナラの森は、風と葉と虫たちの音で満ちている。木々が響き合い、音が吸い込まれていく静けさ。森のリズムを描く第10話。

コナラの樹液に集まる虫たちが、森の小さな命の連鎖を動かす。木の傷、香り、羽音。森の血をめぐる生態を描く第9話。

コナラの若木と老木が支え合う森。光を探す若木と、影をつくる老木。倒れても続く命の交代を描く、せいかつ生き物図鑑第8話。

コナラのドングリは、リスやカケスによって運ばれ、忘れられた場所で芽吹く。森が自らを拡げていく“生命の旅”を描く、生態と詩の第7話。

コナラの根と菌が結ぶ見えないネットワーク。森の中で命と情報をやり取りする菌根共生の世界を描く。

コナラの樹皮と年輪には、森の時間が刻まれている。気候、光、風、人の記憶。木が生きながら書き続ける森の物語を読む。

目立たない花、風が運ぶ花粉、翌秋に実るドングリ。コナラの春を支える風媒受粉のしくみと森の同期を描く新・第4話。

コナラの森は、音のない対話でつながっている。根と菌、風と光が交わす静かな情報の流れ。森が話すしくみを描く、生態と詩の第三話。

伐採のあとに始まる森の再生。コナラの萌芽性と菌の共生が、二次林を生み出す。見えない地下のしくみから始まる“森のはじまり”を描く。

コナラは、日本の里山を形づくる代表的な落葉広葉樹。落葉と光の循環、炭焼き文化、二次林の再生。森と人がともに呼吸してきた記憶を描く「せいかつ生き物図鑑」コナラ編の第一話。