🦠 カビ23:住環境とカビ ― 家と湿気の問題 ―

カビシリーズ

カビは、自然界だけの存在ではない。
人がつくった家の中にも、静かに入り込む。

壁、床、窓枠、浴室。
そこに共通しているのは、
わずかな湿り気が残ることだ。

住環境に現れるカビは、
侵入者というより、
条件に反応した結果として存在している。

🦠 目次

🏠 1. 家という人工環境

家は、外界から身を守るためにつくられている。
風雨を遮り、温度を保つ。

だが同時に、
空気や水分がこもりやすい場所でもある。

密閉性が高いほど、
湿気は逃げにくくなる。
カビにとって、
それは安定した環境を意味する。

💧 2. 湿気が生まれる場所

住環境の湿気は、
特別な出来事から生まれるわけではない。

入浴、調理、洗濯。
人の生活そのものが、
水分を生み出している。

  • 浴室や脱衣所
  • 窓際の結露
  • 家具の裏や押し入れ

湿り気が残る場所は、
カビの定着点になりやすい。

🔁 3. 消えても戻る理由

掃除をしても、
しばらくするとまた現れる。

それは、
カビが「消えきっていない」からではない。

条件が変わっていないため、 再び定着するだけだ。

住環境のカビは、 根性強いのではなく、 環境に忠実な存在である。

🫧 詩的一行

カビは家を選ばず、湿り気の残る場所を選んでいる。

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