- 分類:菌界/子嚢菌門/ソルダリオミケス綱/ヒポクレア目/ニセヒポクレア科/フザリウム属 など
- 和名:アカカビ
- 学名:Fusarium spp. ほか
- タイプ:糸状菌(カビ)
- 分布:世界中
- 主な生息環境:穀物、土壌、植物体
- 栄養様式:腐生・植物寄生(種による)
- 増殖:無性胞子(分生子)/有性世代を持つ種もある
- 代表的な見え方:赤色〜桃色、白を帯びたコロニー
- 人との関わり:農業・食品管理
- 備考:穀物病害として知られる種群を含む
赤カビは、 穀物の世界で知られてきた存在だ。
小麦、トウモロコシ、米。 畑や貯蔵中の穀物に現れ、 白や赤、桃色の変色として気づかれる。
青カビや白カビのように、 身近な食品で目にすることは少ない。 だが、量の多い作物を舞台にするため、 影響は静かに広がる。
赤カビは、 暮らしの表ではなく、 生産の現場に立つカビだ。
🦠 目次
🌾 1. 穀物に現れる ― 生産段階のカビ
赤カビは、 畑や収穫後の穀物で問題として認識される。
湿度や気温の条件が重なると、 穂や粒に定着し、 成長する。
- 舞台:畑・貯蔵施設
- 対象:小麦・トウモロコシなど
- 特徴:広域に影響しやすい
家庭の食品で目にする前に、 生産の段階で対策が取られることが多い。
🎨 2. 赤く見える理由 ― 色と菌糸
赤カビは、 赤色や桃色に見えることがある。
これは、 菌糸や胞子に由来する色調によるものだ。
- 色:赤・桃・白を帯びる
- 変化:成長段階で色調が変わる
- 識別:視覚的な手がかりの一つ
色は目立つが、 それ自体が性質を示すわけではない。
🌱 3. 植物との関係 ― 腐生と寄生のあいだ
赤カビを含むフザリウム属には、 腐生的に生きる種と、 植物に寄生する性質を持つ種がある。
植物が弱ったとき、 あるいは傷ができたとき、 そこに入り込む場合も多い。
- 立場:腐生・寄生の両面
- 影響:生育や品質への影響
- 条件:環境に左右される
赤カビは、 攻撃的というより、 条件に反応する存在だ。
🔍 4. 管理が重視される理由
赤カビは、 農業や食品の分野で、 管理対象として扱われる。
それは、 広い面積や大量の穀物に関わるためだ。
発生を防ぐ、 混入を減らす。 そうした対応が、 生産の一部として組み込まれている。
赤カビは、 日常から遠い場所で、 静かに向き合われているカビだ。
🫧 詩的一行
赤カビは、収穫の手前で、見過ごされない色を残す。
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